三国山脈周辺(群馬) 不納山(1300m) 2018年12月8日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 6:34 駐車場所−−7:15 遊歩道と離れる−−7:49 1221m峰−−8:15 1291.3m三角点峰(不納山山頂標識)−−8:22 1300m峰(不納山最高峰)−−8:28 1291.3m三角点峰−−8:49 1221m峰−−9:02 遊歩道−−9:27 駐車場所

場所群馬県吾妻郡中之条町
年月日2018年12月8日 日帰り
天候
山行種類一応、一般登山?
交通手段マイカー
駐車場車道路側に駐車
登山道の有無あるような無いような
籔の有無1221m峰より先で低い笹が出現
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
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コメント東側の譲葉地区から延びる水晶山遊歩道から往復。遊歩道は山頂へ通じていないが西尾根に薄い踏跡あり。1221m以降は低い笹が登場し道はほぼ消えるが尾根上を進めばいい。笹は薄い。1291.3m三角点峰に山頂標識があるが最高点は南側の1300m峰なのでそこまで足を延ばした




登山口近くの路側に駐車 神社入口(登山口)
ヒル対策の塩水が置かれていたようだ 稲裏地神
遊歩道入口 遊歩道入口
落ち葉に埋もれている 870m峰南側を巻く
860m鞍部 コシキノ頭
標高950m付近で尾根に乗ることにする 遊歩道を離れて尾根直上へ
遊歩道を振り返る 標高980m付近
標高1080m付近 標高1200m付近で笹登場
1221m峰 1230m峰
1250m峰手前 稲包山
不納山1291.3m三角点峰 南の1300m峰(不納山最高峰)
山頂の熊棚 熊の木登りの跡
下山時、標高1000mで尾根を離れ南へ 南の様子。これでも薄い道がある
遊歩道に乗る 神社参道
駐車場所到着


・四万温泉街のすぐ東側の山。登山道が無い山かと思っていたがネット検索によると道があるようだ。ヒルの巣窟で寒い時期が適当らしいので今の時期なら問題なかろう。雪が積もると面倒なので賞味期限ぎりぎりの時期だが登ることにした。今週末から真冬並みの寒気が流入し日本海側は雪の予報で、四万温泉もおそらく雪だろうと予想。車を冬タイヤに履き替えて出かけることにした。

・不納山山頂部は馬蹄形に連なる同じような高さのピークがあり、地形図では1291.3m三角点峰を山頂としているように読み取れるが、その南側の1300m峰がピーク群の最高峰なので今回は1300m峰を山頂と認定してそこを目指すことにした。

・金曜夜に長野/群馬県境の鳥居峠を越えて嬬恋村を走行していると飲酒運転の検問が。私は現場に到着してから酒を飲むので問題なくパス。この時の気温は-2℃くらいなので検問の警察官も寒さで大変だろう。

・四万温泉に到着したら予想外に満天の星空だが風花が微かに舞っている。この分なら明日の積雪は無いだろうと一安心。登山口は譲葉地区の神社からだがこの近くで駐車場が見当たらず、四万ダム方面に上がった携帯電話基地局前の広場で仮眠。

・翌朝、朝飯を食べてから登山口近くに移動し、登山口東側に路側が広がった場所がありそこに駐車。もっとダム方面に行けば広い駐車場もある。

・登山道は神社から伸びている。ヒル対策にシーズン中は塩水が置いてあるようだが今の時期は無かった。気温は約-1℃でヒルの心配はない。

・最初は水晶山遊歩道。地形図を見ると残念ながら水晶山は山頂の名称ではないようで山腹に名前が記載されている。よって水晶山遊歩道をそのまま歩くと不納山へ達しないため、適当な場所から尾根に乗り移る必要あり。

・落ち葉に覆われた遊歩道の途中には熊除けの鐘あり。でももう冬眠に入ったかな。でも用心のため熊除けの鈴は鳴らしている。周囲に人影はいないし、行きも帰りも登山者には会わなかった。

・遊歩道は標高950m付近で尾根の西側を巻くようになるが、ここで適当に尾根に乗る。植生は落葉広葉樹で下薮は皆無でどこでも自由に歩ける。群馬北部とは言え、ここはまだ豪雪地帯ではないので藪はそれほど酷くないようだ。

・深い落ち葉に覆われている影響もあるだろうが、尾根上には踏跡程度の薄い道しかないのが意外であった。ただし目印は多くある。基本的に尾根直上に道があるので、道を追うと言うより尾根上を進めばいいようだ。

・標高1212m峰を付近から低く薄い笹が登場する。高さは最初は足首程度で、山頂付近では脛程度の高さ。歩くのに障害にならないレベルだが、今回は微かに乗った新雪の影響で多少ズボンの裾が濡れてしまった。もう少し気温が下がれば雪も解けなくなるだろう。このレベルの笹なら積雪期よりも無雪期の方がお得だと思う。

・1212m峰から山頂までは低い笹に覆われた小ピークの連続。大きなアップダウンはないので体力的には大きな損失ではないが、帰りにも登りがあると精神的に疲れる。このピーク群では特に踏跡が薄くなり適当に笹の中を歩いた。笹の密度は低いので道が無くても支障無し。

・このピーク群では熊棚があちらこちらに見られ、熊の木登りの爪痕も残っていた。遊歩道には熊注意の看板があったが伊達ではない。

・低い笹に覆われた1291.3m三角点峰に行政が立てた山頂標識あり。手製の山頂標識は見当たらなかった。樹林に覆われて展望はあまり良くないが、枝の隙間から白い谷川連峰西部が見えた。

・次に最高峰である1300m峰を目指す。これまでも道があるような無いような状態だったので、この先も状況は変わらずで低い笹原を進んでいく。微かに踏跡だか獣道が見られる個所もある。

・最高峰には古びたピンクリボンの結び目だけが残った目印があるだけで山頂標識は皆無。展望は三角点峰と変わらない。こちらのピークにも熊棚あり。

・帰りは往路を戻る。今度はどこで踏跡が遊歩道に合流するのか見極めるために正確に辿っていったら、標高1000m付近で尾根を直進する方向に枝が置かれて踏跡は左に曲がり、緩い斜面を横断して遊歩道に乗った。この場所には特に案内標識は無いが、遊歩道から尾根側を見上げると目印のピンクリボンが見える。踏跡は薄いので気づきにくいと思う。

・その後は遊歩道を下って車道に降りたが、誰とも会わなかった。

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